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国際化社会が進む中で、海外大学留学はますます注目を浴びています。海外の大学で学ぶということは、単に語学力をつけるということだけでなく、世界で通用するコミュニケーション能力を養うためにも、最適な方法だといえます。国際的に活躍する人々の中には、海外の大学や大学院に留学した経験を持つ人が少なくありません。日本の中にいるだけではなかなか身につけるのが難しい広い視野や考え方が、海外で生活することにより自然に身についていきます。
海外大学留学は語学留学とは違い、その国の学生と同等に授業を受けなければならなく、討論をしたりレポートを書いたりもしなければなりません。そのため必然的に、語学力を上げるための多くの努力をせざるを得なくなります。しかし努力した分、語学力は確実についてきます。また語学研修だけでは得ることができない高い専門知識も身につけることができます。
海外留学には「かっこいい」というイメージもありますが、決して甘いものではないということも事実です。海外の大学は、入学するのは比較的易しいのですが、卒業するのが難しいと言われています。実際にアメリカの大学に留学した日本人の中でも、きちんと卒業できたのは全体の20%程度に過ぎないともいわれています。留学を成功させるには、まず「なぜ留学をするのか」「留学先で何をしたいのか」という明確な目的や目標を持つことがとても大切です。 |
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海外の大学への進学方法は、国によってかなり異なってきます。
●アメリカ
アメリカの大学は高校卒業資格さえあれば、直接願書を出すことができます。入学するには高校での学業成績と英語力が決め手になってきますが、英語力や学力が少し不足している場合でも留学は可能です。英語力は、TOEFLのスコアが基準になりますが、英語力が基準値に達していない場合でも、「条件付き入学」という制度を設けている大学が多くあり、指定の語学学校などで勉強するという条件で、入学が許可されます。学力が不足している場合なら、はじめに入学しやすい2年制のコミュニティカレッジに入学して、卒業後大学へ編入するという方法があります。
アメリカには大学といってもさまざまなものがあり、4年制では総合大学、専門大学、リベラルアーツカレッジ(幅広い教養を学ぶ少人数制の大学)、2年制にはコミュニティカレッジ、ジュニアカレッジなどがあり、それぞれに特色があります。
●イギリス
イギリスの大学は基本的には修学期間が3年間で、専門課程のみを学びます。イギリスの大学には、日本の高校を卒業してすぐ入学することはできず、一般教養や語学、大学での勉強方法などを学ぶ「ファウンデーションコース」を受講する必要があります。日本の大学・短大を1年以上修了している人で、大学が指定する英語力のある人は直接入学が可能です。英語力が足りなくても「条件付き入学」のできる学校もあります。
●オーストラリア・ニュージーランド
教育制度はイギリスに似ており、高卒ですぐ留学する場合にはやはり「ファウンデーションコース」を受講しなければいけません。4年制大学のほかに、より実践的な知識や専門スキルが習得できるオーストラリアのTAFE、ニュージーランドのポリテクニックも留学生に人気があります。
●カナダ
カナダの大学は、カナダ人でも入学が難しいと言われており、留学する場合も、かなりの高い学力と英語力が問われます。英語力が足りない場合、条件付き入学を許可する学校も少数ありますが、それでも高校での学業成績はかなり高いレベルが必要です。そのため、カナダの大学に入学したい人は、まずコミュニティカレッジで一般教養を学んでから、4年制大学に編入するという人が多いようです。 |
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